ジェットストリームアタック

日を追うごとに悔しさだけが持ち上がる日々。

管内最終日を過ぎた後の私の状態・・・・・


そんな私の活性を上げてくれる恵みの雨の予報。

我が管内以外に遠征するしか道がない私は、

あっちかな？こっちかな？


出来うる限りの予想を立てる。



以前に１度だけ訪れた事のある、某県、某管内が思い浮かぶ。（笑

まともな釣りをしていなかった渓なので行ってみようと心に決めた！

雨は少量ながら降っていた。

それよりも・・・・・・・『直感』ですね！

どうせ遠征ならばと、お泊りの準備もして行きました。

曜日で言えば、金曜、土曜、、、、、、混んでるだろうな、、、、

そう思いながらも、出発は８時（笑


ゆっくりと言ったので現着は１２時を少し過ぎていました。

やはり・・・・・

混んでる・・・・・・・（汗


しかし。朝一から入渓していた方々は戻ってお昼を食べている方もチラホラ・・・・・

お話を聞くと、皆さん産卵期のトラウトが上流を目指すが如く・・・・・・

上に行ったとのお話ばかり。


ならばと、下流域に狙いを絞り入渓しました。


釣り上がって行くと、魚っ気まるでなし！（笑

特に大場所と呼べる所は、流れるプールでキャス連してるようでした（笑


我が管内ハイプレッシャー河川を歩いているとこの位は当たり前。

ここからへそ曲がりアプローチが始ります！（爆



やはり！

攻め方は間違っていない事は確認できましたが・・・・・・・・・

バイトには至りません。

と、言うか・・・少しの反応しか見せない物が殆ど・・・・・


時計は１５時少し前を指していました。



普段の魚影リサーチ釣行では

素通りするようなポイントに蝦夷タイプⅡを通す。


すると・・・・



見た事もないような大きな影がミノーにチェイス。

それも２匹。

小さい方は完全にひったくる勢いでチェイスしてます。

瞬時に大あわせをして高速でミノーを回収。

その魚でさえ、管内最終日に釣りあげたのと同等サイズ。

もう１尾は完全にその個体を超えていた。

狙うならばデカイほう！ですよね？


デカイのは上の沈み石へ、チェイスしたのは下の石へ身を隠しました。

間を開けずに上の沈み石へキャスト！・・・・・・・しますが。。。。

追うのは下に隠れた魚・・・・（笑


すぐさまミノーチェンジ！

葉月４５Ｓを１投しました。

沈み石の下から頭だけを出すチェイスをして沈黙・・・・・・(；一_一)





ない頭脳をフル回転させて考えます。

沈み石は水面にも顔を出す大きさ。

幸いにも角もなく、綺麗な石面。


その石の向こう側にキャストし、石の上にラインを引っかけて奥の流れに

乗らないようミノーをコントロール。

サミングで調整しながら少しずつラインを石から外す。


２回は出来ないであろうキャストが成功し、沈み石の下を通過する葉月４５Ｓ。

スーパーシェイキングハイパートゥイッチ付きで！（笑









ネットを嫌がり２回の落水。

慌てる事ない自分がいました。

ネットで尻尾を引っかけながら浅瀬に誘導しました。

何故？あんなに落ち着いていたんだろう？


狙いが大ヤマメだったからかな？（笑





















２週連続での記録更新の瞬間でした。

４９．３センチ。


サイトでの駆け引きで、ここまでの大物とのやり取りは大きな経験となりました。



やり切った感から退渓し、下界の温泉に浸かりました。

そんな気はなかったのに。

温泉後は地元では見られないような星空を見上げ、コンロに火を付け夕食。

光一つない山中でプレミアムＤＲＹで一人祝杯をあげました。


近くの山では猿が、遠くでは鹿が、大騒ぎしながら祝ってくれていました（笑



翌朝は３時に起床し、ライトを持って入渓。

いつもはしない事。

当然ですが１番乗り（笑

明るくなるのを待って釣り上がりましたが・・・・・・・・

特に異常は認められませんでした（笑



『勝つ為の準備』


私の知り合いである名将から戴いた言葉。



『特別な日などない。どんな状況でもいつもと同じように過ごす事』

『置かれた状況下で最大限の努力をする事』



その言葉を思い出し川を後にしました。






















【ロッド＆リール】

ＥＸＣ５１０ＵＬＸ＆カーディナル３ＢＰヤマワークスチューン


【ライン】

ＧsoulＸ-８・・０．６号

フロロリーダー５ｌｂ



【ルアー】

蝦夷５０ＳタイプⅡ

ボウイ５０Ｓ

葉月４５Ｓ


【フック】

ｌｅｖｅｌ　fishing　　　ミノーブラック２番


【ネット】

ＯＥファクトリー